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パッシブデザイン設計とは

皆さんこんにちは、デザインウォール設計事務所です^^

本日はパッシブデザイン設計についてを解説します。                                                                                                                                  
ぜひ参考にしていただけたらと思います☝🏻


パッシブ設計(パッシブデザイン)とは、太陽光・熱・風・地熱など自然エネルギーを住宅設計に“受動的”に取り入れ、その設計的工夫で夏は涼しく、冬は暖かい快適な住まいを実現する手法です。また、不足分は機械設備(エアコンなど)で補いつつ、冷暖房費や環境負荷の削減を目指します 。


🌿 パッシブ設計の5大要素

  1. 断熱・気密

     高性能断熱材と気密施工により、室内の熱を逃がさず外気の影響を抑制 。

  2. 日射遮蔽

     夏は庇やルーバー、植栽で直射日光を遮り、冬は太陽光をふんだんに取り込む設計。

    1. 自然風の活用(通風計画)



     風の入口・出口を設け、建物配置に沿った風の流れをつくることで、エアコンを控えた涼しさを実現。



     大きめの窓、高窓、吹き抜け、天窓などで太陽光を室内に引き込み、昼間の照明消費を減らす。

    1. 日射熱利用暖房(パッシブソーラー)



     冬の日射を熱として取り込み、コンクリートなど蓄熱体で熱を蓄えて夜も暖かさを保つ 。


🎯 メリットとデメリット

メリット 内容
省エネ・光熱費削減 冷暖房・照明の使用が抑えられ、年間で数万円〜数十万円の効果もある。
快適性向上 室温や空気品質が安定し、ヒートショック対策にも有効 。
環境に優しい CO₂排出を抑え、持続可能な住まいを実現 。
資産価値・耐久性 自然素材や高性能仕様が多く使われるため、長寿命かつ資産価値の保持に有利 。

注意すべき点:

  • 初期費用が高めになる(高断熱材・設計工数など)。ただし長期的には光熱費削減で回収可能 。

  • 土地や周囲環境(風向き・日陰など)への依存があるため、設計には高度な知識と経験が必要


✅ まとめ

パッシブ設計とは、自然エネルギーを活かした“パッシブ(受動的)”な住宅設計で、以下の5要素をバランスよく取り入れます:

  • 断熱・気密

  • 日射遮蔽

  • 自然風の利用

  • 昼光の活用

  • 日射熱利用暖房

これにより、機械に頼りすぎずエネルギー効率の良い、快適で環境に配慮した住まいが実現します。特に自然との調和を重視し、長期的な視点で光熱費、健康、資産価値の全てを考える方には非常に有効な方法です。

もし具体的な設計事例や、どのくらいの初期投資でどれくらいの光熱費節減が期待できるか知りたい場合は、ぜひ教えてください!


以上、パッシブデザイン設計についてでした。
 

いかがだったでしょうか?
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