皆さんこんにちは、デザインウォール設計事務所です^^
本日はパッシブデザイン、アクティブデザインの違いについてを解説します。
ぜひ参考にしていただけたらと思います☝🏻
🏠 建築・住宅デザインの場合
パッシブデザイン(受動的設計)
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定義:太陽熱・日射・風・地熱などの自然エネルギーを利用し、建物の形状・窓配置・断熱性能などで快適性を生み出す設計手法です
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具体方法:
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夏の日差しを軒や庇で遮る、木陰を活用 。
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冬は低い日射を取り込み、蓄熱素材で室内温度をキープ 。
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高断熱・高気密・蓄熱・風通し(温度差換気・風向通風)など
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メリット/デメリット:
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メリット:省エネ、光熱費低減、自然な快適性
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デメリット:初期コスト高め、自然条件に依存
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アクティブデザイン(能動的設計)
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定義:太陽光発電・エコキュート・エネファーム・ヒートポンプなどの機械設備を積極的に活用し、能動的に室内環境を制御する方法
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特徴:
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冷暖房、発電、給湯などの設備によって快適性と性能を確保 。
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自然条件に左右されずに一定の環境管理が可能 。
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メリット/デメリット:
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メリット:自然条件に左右されにくく、設置コストが比較的抑えられる場合も
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デメリット:エネルギー消費高め、運用コストがかかる 。
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組み合わせることで最適に
両者をバランス良く採用することで、パッシブでベースを整えつつ、極端な気候にはアクティブ設備で補う住まいが最も効率的です
🔍 用語まとめ
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パッシブ(passive) = 「受動的」:機器を使わず、自然や基本構造によって機能を生み出す設計。
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アクティブ(active) = 「能動的」:電気・回路・機器を積極的に使って機能を実現する設計。
何か気になる点や、特定分野・具体的な製品での選び方などあれば、ぜひお気軽に聞いてください 😊
いかがだったでしょうか?
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