フォーリサローネ編

今回は本会場を飛び出し、ミラノ市内で開催されるフォーリサローネについてご紹介します。

フォーリサローネとは「サローネの外」を意味しており、街中のショールームや歴史的建築物、ギャラリー、中庭などを舞台に、世界中のブランドやデザイナーが新作やインスタレーションを発表するイベントで、ミラノの街全体がデザイン一色に染まり歩いているだけでも新しい発見や刺激に出会えることから、毎年世界各国から多くの来場者が訪れています。

遊び心があふれる街中の休憩スペース

まず訪れたのは、トルトーナ地区にある「スーパースタジオ」。

フォーリサローネを代表する会場のひとつで、LEXUSやSAMSUNGをはじめ、世界的企業やブランドによるインスタレーションが数多く展示されていました。

その中でも、私が特に楽しみにしていたのがmoooiの展示です。

moooiの展示では日本でも人気の高い照明、ヘラクレウムシリーズを樹木に見立てたインスタレーションが印象的でした。葉のように広がる光が幻想的な木々となって、会場全体をやさしく包み込むような空間を演出。照明を単なる光源ではなく、空間を彩るアートとして表現するmoooiならではの世界観を体感することができました。

続いてはミラノ大学へ。ミラノ大学会場では、歴史あるクラシックな建築を舞台に、現代的なインスタレーションが展示されていました。重厚感溢れる石造りのアーチや中庭と、軽やかなデザインや鮮やかなアートが調和し、新旧が見事に美しく融合したフォーリサローネならではの空間が印象的でした。

歴史的な門のまわりをカラフルな箱で装飾。色鮮やかな階段のカーペットと共に空間を鮮やかに彩っていました。

建築家ピエロ・リッソーニが透明感をテーマにデザインしたヨットの展示。

スペインのタイルをふんだんに使い、スペインの文化や日用品等の様々なアイコンを大きな彫刻として再現したインスタレーション。

続いてはB&B、Cassina, GERVASONIなど有名ブランドが集まるブレラ地区へ。

カッシーナの展示
カッシーナらしい大胆なカラーコーディネートが印象的でした。

鮮やかなラグを中心に、家具や小物、壁面の色彩を巧みに組み合わせることで、デザイン性と居心地の良さを両立していました。大胆な配色でありながらも統一感のあるコーディネートは、インテリアづくりの参考になる展示でした。

Edraの展示

本会場ではLEDをふんだんに使った展示が印象的だったEdraですが、歴史的建造物Palazzo Duriniのショールームは緑に囲まれた癒しの空間となっていました。

建物内では青い光の空間でクマのソファがお出迎え

フォーリサローネでは、ブランドごとに異なる世界観や空間演出が数多く見られ、多くの刺激を受けることができました。今回ご紹介した内容はそのほんの一部です。

次回も引き続き、ミラノの街中で見つけた魅力的な展示の数々や印象的なデザインをご紹介していきます。

 

 
 
 
 
 
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