家づくりを考えるとき、「目隠し壁」を検討したことはありますか?
最近では、リビングと庭を一体的に使える「クローズドガーデン」を希望される方が増えています。
今回は、庭を壁で囲むメリットとデメリットをご紹介します。

目隠し壁のメリット
・外からの視線を気にせず、カーテンを開けて過ごせる
・リビングの延長として、庭をもう一つの居場所にできる
・お子さまやペットが安心して遊べるプライベート空間になる
・バーベキューや食事、おうちカフェなどを気軽に楽しめる
・洗濯物を人目を気にせず干せる
・光や風を取り込みながら、プライバシーを確保できる
・家の中と外がゆるやかにつながり、開放感が生まれる
・植栽や照明を取り入れることで、リビングからの眺めがより豊かになる
・セカンドリビングとして、家族の過ごし方の幅が広がる
目隠し壁のデメリット
・建築費や外構費が高くなりやすい
・高い壁を設けるため、圧迫感を感じる場合がある
・設計によっては日当たりや風通しが悪くなることがある
・壁の色によって室内が暗く感じられる場合がある
・塗装や洗浄など、定期的なメンテナンスが必要になる
・敷地が狭い場合は、庭の有効スペースが小さくなることがある
・外から見えにくいため、防犯対策も合わせて考える必要がある
・家具や植栽の搬入・搬出がしづらい場合がある
このように挙げてみると、デメリットの多くは設計や素材選びによって解決できることが少なくありません。
一方で、やはり一番大きな課題はコストです。
そのため、何で目隠し壁をつくるかが重要なポイントになります。
例えば
・目隠しフェンス(施工しやすいが、フェンスの存在感が出やすい)
・ブロック積み(施工方法や高さに制限がある)
・特殊発泡スチロールを活用した軽量自立壁(デザインの自由度が高い)
・RC造(耐久性と自由度は高いが、コストがかかる)
・建物の一部として目隠し壁をつくる方法(デザイン性は高いが、耐震性も含めた構造検討が必要)
デザインウォール設計事務所では、ご予算とデザインのバランスを考えながら、それぞれの敷地や暮らし方に合わせて最適な方法をご提案しています。もちろん、オープンな庭と比べればコストは上がります。それでも、外からの視線を気にせず過ごせる安心感や、リビングと一体になった庭で過ごす豊かな時間は、それ以上の価値があると考えています。
家の広さは変わらなくても、「使える空間」は大きく広がる。
目隠し壁は、暮らしの質を高めるための、大きな可能性を秘めた設計の一つです。