皆さんこんにちは、デザインウォール設計事務所です^^
本日はC値について詳しくお話していきます。
まずはじめにC値とは住宅の気密性能を示す数値で、住宅の面積に対してどのくらいのスキマがあいているかを表します。C値が小さいほどスキマが小さく気密性能が高いです。
★今回はC値の違いによるスキマの大きさを、具体的な例を挙げて比較します。
30坪の住宅をもとに考えていきます。
C値=住宅のスキマ ÷ 延べ床面積 で求められます。
なのでC値 × 延べ床面積で住宅全体のスキマを求めることができます。
30坪の住宅の場合、1坪=3,306㎡なので
30坪=約100㎡となります。
なので今回は延べ床面積100㎡として計算していきます。
・C値が1の時
C値1=スキマ㎠ / 100㎡なので
C値1 × 100=100となります。
つまり100㎡の住宅に100㎠のスキマがあるということです。
ちなみにiPhone14Proがケース付きでだいたい10 × 15 の150㎠なので100㎡の住宅でC値が1の場合、iPhone14Proの2 / 3くらいのスキマがあるということです。
・C値が0.5の時
C値0.5 × 100=50なので
100㎡の住宅に50㎠のスキマがあるということです。
このスキマもiPhone14Proで考えると、iPhone14Proの1 / 3 くらいのスキマがあるということになります。
・C値が0.3の時
C値0.3 × 100=30なので
100㎡の住宅に30㎠のスキマがあるということです。
iPhone14Proで考えると、iPhone14Proの1 / 5くらいのスキマになります。
そしてデザインウォール設計事務所ではこのC値が0.3の住宅を目標にしています!
以前UA値についてのブログで、UA値が低く高断熱であっても、C値が高く住宅のスキマが大きいと結局スキマから熱が逃げてしまうということを記載しました。UA値にこだわって高断熱な住宅にしても、常にスマホくらいのスキマが存在して、そこから熱が逃げていたら意味がないと思いませんか?UA値にこだわるのであれば、セットでC値にも注目してみると良いと思います😉
以上、C値についてのお話でした。
いかがだったでしょうか?
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