こんにちは、デザインウォール設計事務所です^^

先日1985 アワードに参加し、前真之先生の講演を拝聴しました。
そこで印象に残ったお話を紹介させていただきます。


《 温熱・エネルギー設計における究極の目的 》
寒い冬に1℃でも暖かく過ごす
室内は暖かいのに安心の電気代
この2つを兼ね備えた暮らしをすべての人に!
実際住む人に見えるのは “ 温度 ” と “ 電気代 ” のみ
住む人がすぐわかる冬の暖かさと夏の涼しさ、電気代の安心は絶対に必要です。

《 これから目指すべき住宅の性能 》
UA値0.26の断熱等級7(実質的に無暖房)を目指す
...UA値は値が小さいほど高断熱です。
C値1以下を目指す
・・・C値は家にどのくらいの隙間があるかの値で、値が小さいほど隙間が少なく高気密となります。
熱交換換気を取り入れる
・・・UA値やC値にこだわって部屋の室温を快適に保っていても、2時間に1回室内の空気を入れかえる必要があります。換気の際に室内の温度を快適なまま保つために、熱交換換気を取り入れる。
賢い窓の配置・設計

家の性能が足りないと、快適な室温で暮らすためには高い電気代がかかり、電気代を安くしようとすると冷暖房の使用を我慢しなければならない。
一方で家の性能が十分であれば、安い電気代で快適な室温での暮らしが可能になります。

このように快適な室温と安心の電気代、2つのバランスの取れた暮らしをすべての人に提供することを目標にしています。
そのためには断熱・高効率設備・太陽光発電のすべてでできることを速いスピードで取り組んでいく姿勢が不可欠です。


以上、本日は1985アワードでの前先生の講演内容のご紹介でした。
いかがだったでしょうか?

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