皆さんこんにちは、デザインウォール設計事務所です^^
本日はデザインウォールの構造設計について紹介させていただきます。
まずはじめに、建物の安全性を確かめるための計算を「構造計算」といいます。
他の設計事務所や工務店では構造計算をオプションとして行うところが多いです。
しかしデザインウォール設計事務所では、お客様に安心してお過ごしいただけるように構造計算を必須項目としています!
そして耐震等級3と一概に言っても大きく分けて2通りの違いがあります。
①品確法による住宅性能表示での耐震等級3
こちらは一般的な壁量計算※に追加して、床倍率(床の強さを表す指標)や基礎形状の検討、スパン検討を行うものです。
わかりやすく考えると、『仕様規定』※による耐力壁量※の2倍程度で計算すると、概ね耐震等級3となります。
※壁量計算:建物にかかる地震・風圧力に対して必要な壁量を満たしているか確かめる計算
※仕様規定:建築基準法で安全な建築物をつくるために定められている規定
※耐力壁量:住宅の耐力壁が持っている、地震や強風に抵抗するための強度
②許容応力度計算(=構造計算)での耐震等級3
こちらは基礎・床・柱・梁といった各部材にかかる力を『許容できる応力』として一つずつ計算するものです。
わかりやすく考えると、『仕様規定』による耐力壁量の3倍程度で計算すると、概ね耐震等級3となります。
一言でいうと①の耐震等級3よりも、②の耐震等級3のほうがクリアするのが難しいということです。
デザインウォール設計事務所ではより厳しい “許容応力度計算による耐震等級3” のクリアを目指しています!
※構造設計はバランスも重要であるため、あくまで壁量のみにより計算をした場合となります
以上、デザインウォールの構造設計についての紹介でした。
専門用語が多く難しかったでしょうか?💦
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