皆さんこんにちは、デザインウォール設計事務所です^^
家のUa値(外皮平均熱貫流率)算定方法についてを解説します。
ぜひ参考にしていただけたらと思います☝🏻
1. Ua値とは何か(前提整理)
Ua値 = 外皮全体から逃げる熱量 ÷ 外皮面積
Ua=∑(Ui×Ai)/
-
U:各部位の熱貫流率(W/㎡・K)
-
A:各部位の外皮面積(㎡)
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単位:W/㎡・K
-
数値が小さいほど断熱性能が高い
2. 外皮に含める部位(重要)
Ua値の計算に入れるのは**「外皮」**のみ。
含めるもの
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外壁
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屋根・天井
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床(基礎・土間含む)
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開口部(窓・玄関ドア)
含めないもの
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間仕切壁
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床下・小屋裏の内壁
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室内建具
3. 各部位のU値の求め方
① 壁・屋根・床(一般部位)
U=1/R
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R:その部位の熱抵抗
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d:材料厚(m)
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λ:熱伝導率(W/m・K)
-
Rsi:室内側表面熱抵抗(通常 0.11)
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Rse:室外側表面熱抵抗(通常 0.04)
※ 実務では
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メーカー公表U値
-
住宅省エネ計算ソフト
を使うことがほとんど
② 窓・ドアのU値
-
メーカーの性能値をそのまま使用
-
窓:Uw値(サッシ+ガラス)
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ドア:Ud値
※ サイズ別にU値が異なるため、図面の建具寸法と一致させる
4. 面積の拾い方(ミスが出やすい)
外壁
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外皮ラインで算出
-
開口部面積は差し引く
窓・ドア
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枠外寸法
床
-
外気に接する部分のみ
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基礎断熱の場合:立上り+土間
天井・屋根
-
小屋裏断熱:天井面
-
屋根断熱:屋根面
5. 実際の計算手順(流れ)
-
外皮部位をすべて洗い出す
-
各部位ごとに
- 面積 A
- U値
を整理 -
U × A を全て足す
-
外皮面積 A の合計で割る
6. 簡単な計算例(イメージ)
| 部位 | U値 | 面積 | U×A |
|---|---|---|---|
| 外壁 | 0.40 | 160㎡ | 64 |
| 屋根 | 0.25 | 70㎡ | 17.5 |
| 床 | 0.25 | 70㎡ | 17.5 |
| 窓 | 1.50 | 20㎡ | 30 |
| 合計 | 320㎡ | 129 |
いかがだったでしょうか?
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