皆さんこんにちは、デザインウォール設計事務所です^^
本日は建築にかかる防火設備等概要についてを解説します。
ぜひ参考にしていただけたらと思います☝🏻
🔥防火規定の概要(建築物に関するもの)
1. 根拠法令
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建築基準法
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消防法
2. 防火区画
防火区画は三種類あります。「面積区画」「竪穴区画」「異種用途区画」これらは建物の火災拡大を防ぐために、耐火構造などで仕切られた区画を設ける必要があります。用途や延べ面積に応じて、防火設備設置が義務付けられます。
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例:延べ面積が大きい商業施設では、一定面積ごとに「防火シャッター」や「防火扉」で区切る必要があります。
3. 避難経路
火災時に安全に避難できるよう、以下のような要件があります:
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避難階段の設置
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非常口の明示(非常灯や標識)
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廊下や階段の幅の確保
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避難ハッチや滑り台などの設置(建物高さによって)
4. 消火設備
用途や規模によって、設置義務があります:
設備名 | 対象例 |
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消火器 | ほぼ全ての事業所 |
屋内消火栓 | 一定面積以上の建築物 |
スプリンクラー | 宿泊施設、老人ホームなど |
自動火災報知設備 | 学校、病院などの多数利用施設 |
5. 建築物の構造規制
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防火地域:耐火建築物等が必要。
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準防火地域:準耐火建築物等、耐火建築物等でも良い。
以上、建築にかかる防火設備等概要についてでした。
いかがだったでしょうか?
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