皆さんこんにちは、デザインウォール設計事務所です^^
本日は建築様式についてを解説します。
ぜひ参考にしていただけたらと思います☝🏻
🏛️ 建築様式の主な種類と特徴
1. 古代建築(エジプト/ギリシャ・ローマなど)
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古代エジプト:ピラミッドや神殿のような巨大・幾何学的構造、石造建築
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古典古代(クラシカル):ドーリア/イオニア/コリント式柱、高い比例と対称性、美学的秩序
2. 中世の宗教建築
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ビザンティン建築:大ドームとモザイク装飾、宗教的空間の演出
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ロマネスク:半円アーチ、厚壁・重厚な質感、多くの塔を持つ
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ゴシック:尖塔・リブヴォールト・ステンドグラス・フライングバットレスによる垂直性と光の演出
3. ルネサンス–ネオクラシック
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ルネサンス:古代の様式を復活し、秩序と比例、ドームとコラムを重視
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ネオクラシック:18–19世紀に流行した再解釈型で、公開建築・議事堂などに用いられた monumental scale なデザイン
4. 装飾と国民様式
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バロック/ロココ:宮殿や教会に用いられた装飾華美な様式。バロックは壮大さ、ロココは軽快さを特徴とします
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アール・ヌーヴォー:自然・曲線形をモチーフにした装飾様式、建築や家具にも影響を与えました
5. 産業革命から近現代へ
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ビクトリアン様式(イギリス中心に展開):クイーン・アン様式などを含み、装飾的な住宅が多い
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アールデコ:1920–30年代に流行。幾何学模様と金属装飾が特徴、美しく機能的、アメリカの都市に多い
6. 近代主義と現代建築
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モダニズム:装飾性を排除し、ガラス・鉄・コンクリートによる機能主義を追求。ライトやモンドリアンらが代表的
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ブルータリズム:粗いコンクリートをそのまま露出させた大規模公共建築。合理性と素材感を追求
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バウハウス/デ・ステイル:幾何学・機能主義・抽象的構成による統一美、国際様式へと発展
7. 現代&ポストモダン
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現代建築(コンテンポラリー):サステナビリティ・開放空間デザイン・流動的フォルム
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ポストモダン:歴史・装飾・遊び心を取り込んだ複層的デザイン(例:シドニーオペラハウスなど)
📋 比較一覧(スタイル・特徴)
様式 | 特徴 | 代表的建築物 |
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古典古代(クラシカル) | 対称、比例、柱式美 | パルテノン神殿など |
ゴシック | 高さ・光・鋭角アーチ | ノートルダム大聖堂など |
ルネサンス/ネオクラシック | 古代の秩序を復活 | サン・ピエトロ大聖堂、ホワイトハウスなど |
アール・デコ | 幾何学+装飾美 | マイアミ、NYのビル群など |
モダニズム | 機能主義、無装飾 | フォーリングウォーター(ライト)など |
ブルータリズム | コンクリート素材そのまま | 大学や公共施設に多い |
コンテンポラリー | エコ、現代技術、開放性 | 最新の住宅・商業施設 |
ポストモダン | 造形的・歴史参照的 | シドニーオペラハウスなど |
いかがだったでしょうか?
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