本日は雨漏れについて簡単に解説していきます。
ぜひ参考にしていただけたらと思います☝🏻
我が国の旧来の木造住宅は、雨仕様の所作を中心とした外皮構成をしており、
さらに、軒の長い屋根も雨を防ぐ役割を担っていました。
そのため雨漏りを、起こす可能性が低いです。
しかし、近年、住宅の構法や形状は著しく変化し軒のない屋根形状のものや、
パラペット付き勾配屋根、バルコニー付き住宅の採用により、防水への依存度が高い住宅が一般化しています。
旧来の木造住宅 近年の木造住宅
雨仕舞→→→→→→→→→→→→→→→防水仕舞
これは近年デザイン性を優先している住宅が増えているためだと考察できます。
そのため、雨を防ぐために設計や施工できちんとした技術が必要なります。
雨漏れが起きる原因”3つ”
1.雨水が通り抜ける孔(隙間)が存在する
2.孔の周りに雨水が存在する
3.孔を通して雨水が移動するための力が働く
このうち1つでもなくせば、雨漏りは起こりません。
具体的に、極端な例で話をしますと、もし屋根に孔が開いていれば、そこから雨が簡単に侵入します。
また、水面張力で雨漏れしない状態でも、風が吹けば風の力で雨が侵入してきてしまします。
そのため、上記の原因のうち1つでも防ぐことができたなら雨漏れは起きることはないでしょう。
以上、木造住宅の雨漏れについてでした。
いかがだったでしょうか?
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